こんにちは、整体院Breathです！
今回は、なぜ整体の料金はこの価格なのかについてお伝えしていきます。
このブログを読んでもらうと整体の料金がなぜこの価格なのかがわかりますので、ぜひ最後までお読み下さい。
整体の料金の仕組み
整体の料金と言えば、1回5,000～10,000円くらいのイメージだと思います。
その金額を高いと思うか、安いと思うかは人それぞれに感覚が大きく異なります。
あるいは、その時の悩みの深さ・改善度合いなどによってもどのように思うかは変わることもあります。
では、ひとまず「整体の料金は高い」ということにして、なぜ高いのかということを考えてみましょう。
まず、整体の施術を実施するには時間がかかります。
時間によって整体の料金を決めている整体院もあれば「1回の整体の施術でいくら」という決め方の整体院もあります。
ここでは、9時～19時の10時間(休憩1時間)で1日あたり9時間の対応が可能な整体院を例にとって解説してみます。
60分コースでのご対応だとして、かつ受付スタッフがいない場合ですが、1人のお客様の施術が終わるたびに、お会計→次回予約のご相談→お見送り→ベッドメイクなど次の準備があります。
そのため、9時間の整体の枠があっても9人ご対応することは難しくて、インターバルの“のりしろ”を考えると、1日あたりせいぜい6～7人くらいが施術をできる上限になります。
毎日6人のご予約で、仮に60分6,000円だとすると、１日の売上は、6人×6,000円＝36,000円になります。
一ヶ月あたり23日勤務だとして、23日×36,000＝828,000円になります。
１ヶ月の売上は828,000円ということになります。
828,000円という数字だけ見ると大金ではあるのですが、これは単純な売上だけなので経費をここから引いていきます。
例えば
□家賃30万円
□公共料金5万円
□広告費30万円
このように考えるだけでも、20万円も残らないということになります。
（もちろんこれ以外にも様々な経費がかかります。）
ご予約の急なキャンセルがあったり、ご希望に沿えなくて空いてしまう枠があったり、その様なことを考えると、前述のような売上が確保できるとも限りません。
つまり、60分6,000円という料金では、会社ありきでスタッフが現場にいる場合、この利益では経営が成り立たないということになります。
どの商売でも同じだと思いますが、整体もまた非常にシビアな業界なのです。
整体の仕事にも原価がかかっている
1回あたりで8000円、10000円、15000円という金額だとしても、
決して必要以上に高額にしているというわけではない、ということはご理解いただきたいところです。
ここまでの内容をまとめて「整体の料金はなぜ高いのか？」というと
□一対一でしか対応できないから
□対応できる人数が限られているから
という要素が、特に大きいのではないかと考えられます。
また、これは施術者によりますが、整体の勉強代などがかかることも大きいです。
担当している施術者が勉強していない・何年経っても進歩がない・わからないことをわからないままにするというような人だったら、安心して身体を任せようと思えますか？
身体のこと、痛みのこと、様々な症状のことは、どれだけ勉強しても難しいことがたくさんあります。
それでも、一人でも多くのお客様の期待にお応えするために、勉強は欠かすことができません。
良い施術者ほど、日々勉強にも技術研鑽にも励んでいるものですが、技術セミナー、勉強会、学会などに参加するためには数万円単位の費用がかかることがほとんどです。
そのような自己投資に対する費用というのも、捻出するだけの売上を上げなければいけません。
また、当院は国家資格を持つ施術者が整体を行なっております。
国家資格を取得するには、最低でも３年間は養成機関の学校で勉強しなければいけません。
勉強をする項目としては解剖学・生理学・運動学・リハビリテーション医学など様々な人体に関して様々な勉強をしていきます。
勉強をした上で国家試験に合格をしなければ、国家資格の免許を取得することはできません。
学費も医学系の国家資格は400万〜600万と決して安い額ではありません。
整体院Breathのスタッフは、昨日今日で研修して現場に立つ様な技術を提供していません。
その点が他のチェーンの整体院と違うところです。
今回のまとめ
今回説明をさせていただいた様に、一人一人に丁寧に対応するためにも、長きに渡って店舗をしっかり維持していくためにも、その中でお客様の期待にお応えしてご満足していただくためにも、
ある程度の金額は頂かなければいけないということです。
当院はもちろんですが、他院の先生であっても、お客様を想っていない整体院はないと思います。
この事情を知っていると、整体院の料金を高いと思うことも自然となくなってきます。
お互いがwin-winの関係になる様にご理解の上、温かく見守っていただけますと幸いです。
