今回の記事は、皆さんが一番知りたいと思われる、痛みの原因について掘り下げていきます。
痛む箇所や痛み方は人それぞれです。
その全てについての解説や対策をここでお伝えすることはできません。
ここではあなたの痛みの原因ではなく、当院で改善しやすい痛みと病院などの医療機関に行くべき痛みの見分け方について詳しく解説していきます。
痛みを訴える方の場合、まずは「損傷が起きているかどうか」をチェックします。
損傷というのは、骨や靭帯や筋肉などの損傷です。
明らかに損傷が起きていると判断した場合は、早めに整形外科などの医療機関を受診して下さい。
反対に、医療機関では改善せずに当院で改善したというケースは、損傷がない痛みであることも多いのです。
損傷の有無は病院に行くべきか当院に来るべきかの判断材料になります。
上記のことからも、損傷の有無を適切に見極めることがとても重要です。
損傷がないことを確認して初めて、当院での施術が可能になります。
整形外科に行くべきか?整体にいくべきか?
ここからは、当院のオリジナルのチェック方法である痛みの出かたを確認していきます。
痛みの出かたや強さに波があるかどうか、法則性があるかどうかを見極めていきます。
もし表面からはわからなくても身体の中に損傷が隠れている場合は、どの様な場合でも痛みが出ます。
また、どんな動きでも痛みが出やすいです。
しかし、痛みの出かたや強さに波がある場合は、筋肉や骨に損傷が起きている可能性は低いです。
これはご自身でも正しく認識できていないことも多いですので、カウンセリング時にも詳しく話を聞き、施術を進めていく中でもさらに一緒に考えていきます。
来院時には痛みがなく生活の中で症状が出る方には、損傷の有無を追求することがとても重要です。
他の整体院や整骨院、リラクゼーション・ストレッチ店などで改善しない理由はここを深掘りしないことにあります。
実際の例を挙げながら考えてみましょう。
例その1 野球肩・野球肘
野球肩・野球肘の場合の施術方法としては
①投げる時だけ痛い
②スイングや他の動作でも痛い
③動かさなくても痛い
というケースに分けて施術を行いますが
②や③の場合はすぐに整形外科を受診しましょう。
可能であれば、医療機関を受診された後に来ていただけると当院での施術の幅が広がります。
「投げるときだけ痛い」という場合は
Ⓐ投げ方などの身体の使い方の不具合
Ⓑ回復が追い付かないほどの使い過ぎ
もしくはその両方が考えられます。
Ⓑだけなら休めば痛みが治まることも期待できますが、実際はⒶⒷの両方が重なって起きていることが多いので、しっかりと改善したい方は投げ方などの身体の使い方も修正していく必要があります。
当院では手技による痛みの緩和や可動域の改善だけでなく、身体の使い方の指導やフォームチェックなども見させていただきますので、施術から再発予防までトータルで任せてくださる方が多いです。
ギックリ腰(急性腰痛)
ギックリ腰は、「腰の筋肉の炎症だから3日間は絶対安静」という見解の医師もいるようですが、「可能であれば早いうちから動かし、可能な範囲で通常通りの生活を送った方が良い」というのが当院の見解です。
実際に、日常生活を送った方がギックリ腰が改善しやすいらしいです。
炎症というのは、組織の損傷があるという意味なのですが、ギックリ腰においては実際にはそのようなケースはとても少ないです。
ギックリ腰で軽度なものでしたら、当院のように運動プログラムも提供できる治療院の方が早期の改善が期待できますが、一人では一歩も歩けないような重度のケースであれば、整形外科やペインクリニックなどの医療機関で神経ブロック注射を打ってもらうことが有効なケースもあります。
あなたがもしギックリ腰になったその時、安静にしたほうがいいのか動かした方が良いのか、適切な判断ができるようにチェックポイントを挙げてみます。
- 痛みがある部分が腫れている、内出血がある
- 皮膚に赤みがある、もしくは熱を持っている感じがある
- どんな姿勢や動きでも痛い
- 患部を押すと痛みが強くなる
- 首や腕や脚など、離れた部分を動かしても腰が痛い
上記に一つでも当てはまる方は炎症兆候に当てはまり、組織の損傷が起きている可能性が高いです。できるだけ安静にしたまま医療機関の受診を最優先にすることをお勧めします。
上記に一つも当てはまらない場合は炎症のない腰痛ですので、当院での施術を受けていただくと改善する可能性があります。
今回のまとめ
組織の損傷がある場合は、痛みに波がないのが特徴の一つです。
損傷がなくて痛みに波がない場合は、損傷がない場合が多いです。
組織に損傷がない場合は
・体の筋肉や骨格など
・痛みに対する恐怖心
・社会生活におけるストレス
上記のこの様な側面からも痛みが誘発される事もあります。
当院では、体の筋肉や骨格の歪みやバランスを確認する事はもちろん行います。
それにプラスして心理的な側面からも痛みが誘発されていないかというところもトータルでチェックさせていただきます。
体の悩みがある方は一度当院へお問い合わせ下さい。