こんにちは、整体院Breathです。
自律神経失調症について触れた記事はもうお読みになりましたか?
内容をまとめると、
・自律神経の乱れはどんな症状にも繋がる可能性がある
・現代社会では活発モードに傾きがち
・活発モードに傾いた自律神経の乱れにはリラクゼーションが効果的
という趣旨の記事です。
こちらから記事を読めます
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自律神経の乱れ(自律神経失調症)に、リラクゼーションが効果的?
上記にもある通り、現代人は脳も身体も緊張状態にある人が多いのですが、中には反対にお休みモードに傾いていて不調を感じている方もいらっしゃいます。
そこで今回は、その記事の補足として、リラクゼーションよりも運動をすることで改善が期待できる例についてお伝えします。
自律神経とは全身の切り替えスイッチのようなものです。
常に全身の機能がフルで働いているといつかは体の不調へ繋がってしまいます。
そこで必要に応じて働く場所と休む場所を切り替えることで、生涯健康を保てるようにコントロールしているのです。
休むことも時には必要なのですが、それは活動するために休むのであって常に休んでいることもまた不調に感じてしまいます。
身体がお休みモードに入っていると
・寝起きが悪い
・集中力が出ない
・日中も眠気が続く
・胃腸の調子が悪い
などの状態になる可能性があります。では、具体例をみてみましょう。
睡眠をとり過ぎている
睡眠中の脳は完全に止まってしまうのではなく、記憶の整理を行ったり消化器系の能力を高めたり、起床時とは別の働きをしています。
この切り替えにも自律神経のバランスが影響するのですが、睡眠不足はもちろん寝すぎもこのバランスを崩してしまいます。
睡眠不足の時は活発モードに傾きがちになり、リラクゼーションによってバランスを整える効果が期待できます。
反対になんとなく気分が落ち込む時や日中でも眠気を引きずってしまう時は、自律神経がリラックスモードに傾きすぎているのかもしれません。
そういう方は睡眠時間を少し短くしてみたり、朝に少し身体を動かしたりしてみると意外と簡単に解決するかもしれません。
週一で運動する習慣をつけるのもオススメです。
また、日光を朝にしっかりと浴びる事で体のリズムが整ってきます。
起床時にカーテンを開けて、朝日をしっかり浴びましょう。
腹8分以上食べている
食べたものが胃に運ばれると筋肉や脳への血流が減り、胃や腸などをはじめとする消化器系の内臓への血流が増します。
これも自律神経の働きが影響しており、リラックスモードに傾きます。
食べたものの量が多ければ多いほど、その傾きが大きくなり、満腹になると眠くなるのはこのためです。
つまり食事の量が多く満腹にしすぎる習慣があると、自律神経のリラックスモードへの傾きが大きくなりすぎてしまいます。
また、満腹まで食べてしまうと内臓への負担が大きくなってしまいます。
消化するのに時間がかかってしまい、次の食事までに消化が終わっていなくて食べ物が胃に入ってくると内臓が休まる時間がありません。
これでは仕事で休日がなく毎日残業して過労している状態が慢性的に続いてしまいます。
その点でも、満腹まで食べ過ぎはよくありません。
今回のまとめ
あなたの生活に思い当たる部分はありましたか?
実は、ここで落とし穴になりがちなのが寝不足でも寝すぎでも、表面的な症状はよく似ているので判断が難しいというところです。
胃腸の調子も同様に、食べ過ぎで胃腸が疲れていても機能が低下しますし、反対に栄養不足でも消化機能が落ちる可能性があります。
しかし、元の原因によって解決方法は違うので正確な判断が求められます。
そのためには、様々な要素を総合的に組み合わせて考えていくので中長期的な改善プランが必要です。
長年お悩みの症状を抱えている方というのは、必ずしもそれだけ重症というわけではなく単にアプローチ方法が原因に合致していなかったというケースも珍しくありません。
当院では、何か一つの手法にこだわるのではなく様々な手段の中からあなたのお悩みの解決に必要な方法を一緒に考えていきます。
上記に一つでもあてはまる方は当院にご相談ください。